■対象者の能力を引き出すこと■~強みを伸ばすカリキュラム~
おはようございます。 小雨降る高知の朝です。 お袋が”ながせ”やから雨やね、と言った。 台風の影響もあり、 日中は降りそうですね。 水曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーは早くから、 弱みだけに注目する人物は マネジャー失格だと確信していた とした。 そして、 ドラッカーはかねてから、 誰でも、不向きな仕事を与えられたのでは、 対処のしようがなく、 対処できなければ成果などあがるはずがないとし、 さらに業績評価は、 対象者の能力を引き出すことを 第一の狙いにすべきである、 と書いていたと続ける。 クレイムズは、 カリフォルニア州トーランスにある トヨタの研修所(トヨタ大学)では、 人材の強みをめぐる ドラッカーの持論に忠実に従い、 10年ほど前から人材の強みを伸ばすことを カリキュラムの柱にすえている、 とする。 「1999年に、 人材の強みを探り出すための 試行プログラムを設けたところ、 凄まじい反響が巻き起こった。 トヨタ大学のマイク・モリソン学長によると、 またたく間にロコミが広まり、 受講は一年待ちの状態だったという。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第8章 強みの棚卸しをする)