■一流から超一流への飛躍■~得意でない分野の能力~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝です。
今日は昼頃から下り坂、
来週にかけて晴れ間は
拝めそうではなさそうですね。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ドラッカーは自分の強みを心得ていたため、
ハーバード大学からのポスト提示に断りを入れた、
とした。
そして、その理由としては、
ハーバードは講義において
ケーススタディを重視していたことと、
教員にコンサルティング活動を認めていなかったことにあり、
ドラッカーはコンサルティングに熱心に取り組み、
この世界から身を引く気持ちはなかったことにある、
と続ける。
ドラッカーは、
強みを重んじるリーダーは、
何をすべきかを胸に刻んでいるだけでなく、
何を避けるべきかも知っており、
得意でない分野の能力を伸ばそうとして、
ムダに努力するのは、
できるかぎり避けるべきだ、
と書いている。
「得意な分野で超一流になるのとくらべて、
不得意な分野を何とか人並みの水準にまで引き上げるのは、
はるかに大きな努力が求められるのだから。
・・・・・・その熱意や時間はむしろ、
一流から超一流へと飛躍するために注ぐべきだろう」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第8章 強みの棚卸しをする)
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