■今日から「第8章 強みの棚卸しをする。」■~強みを重視する義務~
おはようございます。
明るい陽が射す高知の朝です。
昨日も暑くなりましたが、
今日は真夏日となりそうです。
季節外れの猛暑に体がついてきていません。
水分補給、日陰、休養を心がけましょう。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
知識労働に関して、
強みに着目した人材配置を
何より心がけなくてはいけない、
とする。
そして、
つまり知識労働者を、
結果を生み、
組織に貢献できるポストに就けるのだ、
と続ける。
クレイムズは、
1990年代後半から今世紀のはじめにかけて、
強みに着目してリーダーや組織を育てると、
素晴らしい成果があがる、
というたぐいの本が、
錚々たる著者たちにより次々と世に出された、
とする。
しかし、その何十年も前、
誰もそのような本を書こうと考えなかったころに
ドラッカーは、責任ある立場のマネジャーはみな、
強みを重視する義務を負っている、
と明言し、
さらに次のとおり続けている。
「強みよりも弱みに目を向け、
『何ができるか』ではなく
『何ができないか』を出発点にすると、
組織の士気はこれ以上ないほど低下するだろう。
あくまでも強みを重視しなくてはいけない。
・・・・弱みを出発点にしたのでは最悪の失敗を招く」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第8章 強みの棚卸しをする)
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