■おおもとの問題を突き止める■~古いやりかたを捨てる~
おはようございます。
快晴の高知の朝です。
今日は憲法記念日。
施行から76年を迎える。
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という
3原則をベースにしている。
新型コロナウイルス、ウクライナへのロシア侵攻、
中国の軍事行為等は確かにリスクである。
この状況を憲法改正に結びつけようとする動きが
現実的になっている。
我々は同様な状況から国民の自由や権利が
奪われるという歴史を持つ。
非常事態、危機管理と言った切り口は納得しがちであるが、
憲法の原則を見て、しっかり見極める必要があると思う。
今日から5連休、良い休日をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
トヨタの社風でもうひとつ重要なのは、
5Why(五回のなぜ)で、
この手法は、製造現場において、
問題の真因を探り出すために用いられている、
とした。
そして、この陰には、
一度や二度自問しただけでは、
おおもとの問題を突き止めることはできない、
という認識がある、
と続ける。
この手法は1970年代に大きな注目を集め、
他社はトヨタの手法を研究、
模倣するようになり、
後年、5Whyの根底にある発想をもとに、
統計にもとづくシックスシグマなど、
洗練された手法が生まれた。
「5Whyもまた、
トヨタが古いやりかたを捨て、
よりよいやりかたを見つけ出すための手法だった。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)
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