■翳りが見えたら撤退■~優先課題に力を注ぐ~

おはようございます。


曇り空の高知の朝です。


昨日は好天の元県立美術館で、

ゆっくり過ごせましたが、

週末は雨降りのようです。


土曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

廃れた事業を切り離し、

時代の最先端を走りつづけるための、

三つの方法をあげる。


その二は、

◎利益をあげている事業といえども、翳りが見えたら撤退を考える



ドラッカーはマネジャーたちに向けて、

コストの何倍もの見返りが得られそうな、

『期待利益の大きい製品や製品ライン』に最も厚く

ヒト、モノ、カネを配分しなくてはいけないと訴え、

優先課題に力を注ぐようにとも説いていた。



稼ぎの少ない事業は、

いままでと同じ経営資源で済ませるか、

資源の割り当てを減らしても良い位である。




「成果をあげているかぎりは、


 現状を維持して最低限の面倒は見るが、


 手厚い資源配分は行わないのだ。


 そして、成果に翳りが見えはじめたら、


 すぐに事業を打ち切らなくてはいけない」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

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