■ものの見方を改める機会■~弱みだけに注目する人物~
おはようございます。
小雨が降る高知の朝です。
昨日高知も梅雨入り、
その上台風接近中。
雨が降ったりやんだり、
しばらくこんな天気が続きそうですね。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
たいていのマネジャーは
業績評価には、
誰かを批判したり、
自分が批判されたりすることがつきものなので、
これも好まれない理由である、
とした。
そして、
このような事情が重なって、
毎年の業績評価は
マネジャーたちにとって
頭痛の種となっているが、
自分のものの見方を改めたい
と考える人々にとっては、
本来はとてもよい機会であるはずなのだ、
と続ける。
クレイムズは、
ドラッカーが考案した
目標による管理(MBO)は、
二〇世紀に最も広く用いられた評価システムだが、
そのドラッカーが早くから、
弱みだけに注目する人物は
マネジャー失格だと確信していたのだから、
ある意味では皮肉である、
とする。
「好ましくない点、
うまくいっていない点をあげつらっただけでは、
成果の向上にはつながらない。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第8章 強みの棚卸しをする)
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