■変革のマネジメント■~決別の計画を立てておく~
おはようございます。
ゴミ出しの西の青空に月が浮かぶ高知の朝です。
今日は久しぶりに晴れの一日になりそうですですね。
連休明けの月曜日、
今週も一週間よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
いまわかっていることがらを前提にした場合、
この事業にゼロから参入しないのであれば、
いま何をすべきかと自問し、
行動を起こす必要があるのだ、
とした。
クレイムズは、
以上は『ポスト資本主義社会』
からの引用だが、
ドラッカーは新しい市場への参入をめぐり、
かねてから同じような問いを発し、
組織がこのような問いとじっくり向き合う方法は、
ひとつだけだと確信していた、
と続ける。
それについて1990年代半ばに、
今日ではどの組織もみな、
変革のマネジメントを
習慣化しなくてはならず、
あらゆる取り組みを体系的に
縮小・廃止していくために、
仕組みを設けておかなくてはいけない、
としさらに次の通り記している。
「·····成果を生んだ方針ならわし、
製品などをいつまでも大切にしておくのではなく、
決別の計画を立てておく必要性が高まるだろう。
この課題に敢然と立ち向かったのは、
これまでのところごく一握りの日本企業だけである」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)
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