∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 予期せざるもの■
■事業はなにか。何であるべきか ~1 予期せざるもの■
ドラッカーは「創造する経営者」の中で、企業が成果を上げるためにはいくつかの領域で自らに問いかけを行い、「自社は適切な事業を行っているか。」、「自社の事業はなにか。何であるべきか」を知る手がかりとする必要があると提示している。
[予期せざるもの]
・「顧客でない人たち、すなわち、市場にありながら、あるいは市場にあっておかしくないにもかかわらず、自社の製品を購入しない人たちは誰か。なぜ彼らは顧客になっていないのか」
・「顧客は、その金と時間のすべてをいかに使っているのか」
・「顧客が自社から得ている満足は、顧客の生活においてどの程度重要か」、「その重要度は今後大きくなるのか小さくなるのか」、「いかなる分野において、顧客は、まだ満たされていない新しいニーズ、ないしは十分満たされていないニーズを持っているのか」
・「自社の製品やサービス、あるいは自社が提供しうる製品やサービスのうち、本当に重要な満足を提供するものはなにか」
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