■知識労働者に特有の能力■~肉体労働者は能率をあげればよい。~
おはようございます。 秋を思わす快晴の川崎の朝。 窓から、さわやかな風が入ります。 今日は久しぶりのアウトドアの日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果を上げるためには、 知力や想像力や知識だけではなく、 そのための能力が必要であるとした。 しかしこれまで、議論されず放置されてきた。 その大きな理由は、そのことが 知識労働者に特有の能力であり、 そのような知識労働者は、 わずかな数でしかなかったからである。 経済成長期には、工場や建設現場などに働く 肉体労働者が圧倒的な多数で、 知識労働者は少数だった。 肉体労働者は、決められたことを正しく行う能力があればよく、 それを指示する知識労働者は多く必要としなかった。 そして、そのようなことはその知識労働者のほとんどは、 自由業として独立して仕事をしており、 成果をあげることは、彼ら個人の問題であって、 彼らだけに関係のあることだった。 「肉体労働者の仕事は、 たとえば靴のように、生産物の量や質で評価できる。 われわれはすでに、 それらの方法についてはこの100年間に多くを学んできた。 その結果、肉体労働の生産性を大幅に向上させた。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)