■成果が肉体労働と同種の労働■~質は前提条件であり、制約条件~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
知識労働の種類
その三:成果が肉体労働と同種の労働。
例えば、生命保険会社の保険金支払い、
病院のベッドメーキングなどがある。
これらの労働にとって、
質の問題は条件である。
マニュアルどおりに作業を行えば、
定められた質は確保でき、
量の確保はできる。
知識労働の生産性を高めるには、
その仕事が成果を上げるために、
どのような範躊に属しているかを
知っておく必要がある。
そこから、「何を分析すべきか」
「何を改善すべきか」「何を変えるべきか」
を決定できる。
ここから、知識労働の生産性の意味が明らかになる。
「それらの仕事の場合、質は前提条件であり、制約条件である。
仕事の質は、成果ではなく条件である。
最初から仕事のプロセスに
組み込んでおかなければならない。
組み込んでおきさえすれば、
成果のほとんどは量で定義される。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part2 働くことの意味が変わった 1章 生産性をいかにして高めるか)
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