■長生きする人の増加■~定年は恐ろしいこと~

おはようございます。

薄明りの差す川崎の朝です。
今日はこれから4月並、
そして明日は5月並の暖かさになるとのこと。

しかし、月曜日からまた
真冬の寒さがぶり返すとのことです。

インフルエンザも流行っています、
温度の急変で体調を崩さないように
お気を付け下さい。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、
たとえ定年を迎えても、
多くの高年者は、
働く能力を持っているとする。

しかし、今日、六五歳まで
働いてきた人のうち、
わずか七分の一しか
働き続けていないと続ける。

1900年当時は、
六五歳以上の高年者の多くが、
経済的に許せば退職を選んだであろうが、
今日では逆である。

退職者のかなり多くが、
年金受給額で損をせず、
働き続けるほうを選ぶ。

専門職、マネジメント、
熟練技能労働者にとって、
収入減以上に仕事や仲間や
刺激がなくなることは、
定年は楽しみではなく、
恐ろしいことである。

そして、今後、高年者が増加する
ということが意味することは、
六五歳になる人の数が増加する
というよりも、
80代、90代まで長生きする人の数が
増加することだと続ける。
 

「彼ら労働者こそ、

 不平等がもっともはなはだしく、

 しかもその不平等によって

 深く傷つけられる人たちである。

 配偶者は亡くなる。

 貯蓄はなくなり、孤独は募る。

 介護が必要となる。

 彼らの恵まれざる状況は深刻化していく。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 6章 高齢者が政治を動かす)





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