■生産性を犠牲にすること■~生産性の大幅な向上~

おはようございます。

昨日は、関東地方でも春一番が吹いた。

娘の引っ越し作業を手伝ったが、
天気良すぎで、暑いくらい。
今日は一転真冬、
暖かくしてお出かけください。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、
そもそも効率を犠牲にして
高年者の平等を実現することは、
経済的にも政治的に不可能であるとした。

そして、その理由の一つは、
ニーズの大きさにあると続ける。

現在の高年者の状態を
維持していくためだけでも、
生産性の大幅な向上が必要である。
絶対数からして、高年者は
労働力の増加分と
ほぽ同程度に増加するのだ。

効率を犠牲にすることによって、
高年者の所得の平等を図る政策は、
国民所得から退職者の扶養に
向けられる割合の低下をもたらすだけである。

他方、就業人口を小分けにして
退職者にシェアすることは、
理屈のうえでは可能であっても、
政治的には不可能である。




「仮に、高年者が

 働き続けることに対する

 ペナルティを軽減ないし廃止し、

 高年者の労働市場への参加に門戸に開き、

 機会の平等を実現したとしても、

 退職者の対就業者比率の上昇を

 かろうじて防げるだけである。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 6章 高齢者が政治を動かす)






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