■結果の不平等に苦しむ高年者■~突出する巨大な弱者~

おはようございます。

久々に快晴の空が広がる川崎の朝です。
日曜日、行楽日和、暖かくしてお楽しみ下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

ドラッカーは、あらゆる弱者のうち、
結果においてもっとも
不平等に扱われているのは
高年の退職者であるとする。

この高年の退職者は、
いかなる弱者をも超えて
突出する巨大な弱者であり、
もっとも普遍的な弱者である。

誰かが彼らの犠牲のもとに
得をしているのわけではなく、
誰かが彼らから何かを奪い、
圧迫し、搾取しているわけではない。

そして、彼らは社会の犠牲者ではなく、
社会の成功者である。
にもかかわらず、彼らは弱者であり、
結果の不平等に苦しむ。

 
「年をとることは、望ましいことではない。

 だがほとんどの者は、

 死ぬよりは年をとるほうを選ぶ。

 この弱者は、自らの過ちのゆえに

 社会的に不遇なのではない。

 他の者の過ちのゆえに不遇なのでもない。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 6章 高齢者が政治を動かす)






















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