■読み手か、聞き手か■~どうすればエンジンがかかるのか~

おはようございます。

どんより曇り空、
降り始めた雨が強まってきた
川崎の朝です。

この雨、昼過ぎには止みそうです。

良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
上司のマネジメントについて、
知っておくべきことを四つ示した。
 

では、具体的にどのようにしたら
いいのだろうか。

ドラッカーは、あまりに初歩的なことで
いつも驚かされていると前置きした上で、
人間には、右利きと左利きがいるように、
物事の理解の仕方において読み手と聞き手がいる
ということを誰も知らないとする。


そして、読み手の例として、
元アメリカ大統領のアイゼンハワーと、
ケネディを挙げる。

彼らには、決して口頭での報告は無用で、
用意したメモに目を通してもらってから、
口を開かなければならない。


一方の聞き手の典型が、
ルーズペルトやトルーマンで、
彼らには文書での報告はとんでもないことで、
部屋に入ったら、
まず口頭で報告しなければならない。
 

「人間には、右利きと左利きがいるように、

 物事の理解の仕方において

 読み手と聞き手がいるということを

 誰も知らないのです。

 したがって、上司について最初にするべきことが、

 どのように仕事をしているか、

 どうすればエンジンがかかるのかを知ることです。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第三章 上司をマネジメントする)



































































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