■相手の間違いを断じる前に■~意見の違いこそ最高の機会~

おはようございます。

秋晴れ、気持ちの良い川崎の朝です。

日中は気温上昇、
昼間は上着が要らないようですね。


今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

マネジャーは、
コミュニケ―ションができない
スペシャリストの通訳ができるという意味で、
ゼネラリストであると言える、
とした。


そうであれば、
部門間の意見の対立も、
建設的に使うことができる、
ということになるのだろうか。


ドラッカーは、
意見の違いこそ、
問題への理解を深める
最高の機会だと続ける。


仮に、あるマネジャーが、
突拍子もない問題解決策を提案したとして、
その過ちを指摘しても、問題は解決しない。

ここで必要なのは、彼が愚鈍でもなければ、
悪意を持っているわけでもないことを認識し、
唐突ともいうべき提案が、問題に対する
真面目な答えとして出てきたのはなぜかを
考えなければならない。


その時あなたは、彼が見ているものが、
技術上の問題ではなく、
顧客との関係だったことに
気づくかもしれない。



「答えが間違っていると断じる前に、

 問いが違うのではないかと疑ってみてください。

 そうして、彼はどのような問いを

 問いかけているのか、

 どのような現実を見ているのかを

 考えなければなりません。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第4章 スペシャリストをマネジメントする)































































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