■目新しいことは何もない■~骨は一本も増えていない~

おはようございます。

未明の空は晴れ、
このまま日中も晴れそうです。

今年最後の一週間、
ひと踏ん張りしましょう。


今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
先に話題にしたあの医学者は、
専門の脳神経外科の手術をすると、
どれほど自分が進歩するのか
ということを一切忘れて、
肉眼解剖学を勉強するところから
始めている、
とする。



そして、肉眼解剖学の世界では、
目新しいことはほとんど何もなく、
ヒトの骨格についても、
骨は一本も増えてはいないし、
減ってもいないと続ける。


もちろん私たちは、
17世紀の偉大な解剖学者の
頭を悩ませていたものについて、
今ではたくさんのことを知っており、
腺や臓器の機能をはじめ、
多くのことがわかっている,
とする。




「けれども、診察室の壁に掛かっている

 1680年代のオランダの

 人体解剖図に描かれている骨格は、

 今の若い医学生が肉眼解剖学で

 勉強している骨格と何ら変わらないのです。

 そうしたことが基礎なのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1989年 知識の講義V)

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