■出版はとにかく鬼門■~謙遜に満ちたユーモア~

 おはようございます。


曇り空の高知の朝、

まだ雨は降ってないようです。


夜には虫の音が

聞こえるようになりました。


今日は曇り時々雨、

台風14号がゆっくりと近づき、

明日の夜から明後日にかけては、

豪雨となりそうです。


お気を付け下さい。


土曜日、良い週末をお過ごしください。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

クリスマス・プレゼントの

チョコレートを買い、

ドラッカー邸へと戻り、

インタビューを再開したが、

テーマは耳よりなことへと移った、

とした。



ドラッカーは、

人生のなかでも、

本の出版はとにかく鬼門で

失敗の連続だったと言ったが、

これもまた、

氏一流の謙遜に満ちたユーモアである、

と続ける。



クレイムズは、

予期したとおりに

物事が進まなかったことは

何度もあるかもしれないが、

出版の歴史については

十二分に知識があったはずだ、

とする。







「事実、わたしが知るかぎり、


 博識さにかけて


  氏の右に出る者などいない。


 あの日の午後、


 ドラッカーは本の出版にまつわる


 お得意のストーリーを披露してくれた。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)

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