■ドラッカーの記憶力の衰え■~「頼んだものと違う」~
おはようございます。
朝焼けが雲に映る高知の朝です。
今日も晴れて暑そうですね。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
マネジメントの発明者である
父親の仕事について、
子どもたちがほとんど関心を
示さないということが、
にわかには信じられなかった、
とした。
しかしドラッカーは、
ヨーロッパ流の考え方を貫き、
子どもたちがそれぞれの分野で博士、
あるいはプロフェッショナルとして
生きていくことを、
ごく当然だと見なしていた、
と続ける。
むしろ、彼らが自分の仕事に
強い興味を抱いたりしたら、
怪訝に思っただろうという。
またクレイムズは、
後にも先にも一度だけ、
ドラッカーの記憶力の衰えを
目の当たりにした、
とする。
「はっきりした言葉で
前菜を注文したにもかかわらず、
ウェイトレスがその品を持ってくると、
『頼んだものと違う』と言ったのだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)
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