■ハーバードやスタンフォード■~著述やコンサルティング~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝、
未明には雨が降ったようで、
路面が濡れています。
日中も時々雨が降りそうですので、
雨具は要りそうです。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーの『企業とは何か』が
ベストセラーになったとき、
ベニントン・カレッジの学長は、
この本は政治や行政を扱っておらず、
経済学のジャンルにも入らないが、
これからどうするつもりだ、
と心配した。
このことについてドラッカーは、
彼の心配ももっともだった、
と当時を振り返っていた、
と続ける。
言うまでもなく、
ピーター・ドラッカーは
独力でキャリアを切り開き、
履歴書にはハーバードや
スタンフォードの名前は見当たらないが、
それを悔やんでいるふしはなかった。
ドラッカーは、
ハーバード・ビジネススクールは、
どう考えても自分には向かないので、
こちらから断ったと言い、
さらに、著述やコンサルティングなど、
独自の活動をしたいという思いもあったが、
当時のビジネススクールは、
教員がコンサルティングを行うのを
認めていなかったとした。
その上でドラッカーは、
次のとおり続けたとする。
「しかも学校側では、
ケーススタディの教材を書くことを
期待していましたが、
わたしはケーススタディを
ほとんど活用しませんでした」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)
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