■大学教授としての顔■~活版印刷の発明~
おはようございます。
東の空に浮かぶ雲の切れ目から
明るい陽が射してきています。
台風一過、我が家では大きな影響を
受けずに済みましたが
各地に色々爪痕を残しています。
お見舞い申し上げます。
昨日エリザベス女王の国葬が
ウェストミンスター寺院で執り行われた。
英国民のみならず、世界中で多くの人々が
敬愛の念で見送りをした。
彼女の生きざまに対する
掛け値なしの哀悼の意だろう。
思わず涙した。
誰かが安倍さんの国葬論議の中で、
女王の国葬をこれこそが国葬”THE国葬”、
と言い本質的な違和感を表していたが、
まさに言いえて妙だ。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
自身については、
興味深い対象とは見なさず、
たとえばジョン・バーンに対して
まったく面白味のない人間ですよ、
と語っているとした。
ところがクレイムズが
インタビューした日は、
いつものならわしを破り、
自身の人生について
時間をかけて語ってくれた、
と続ける。
しばらくすると、
ピーター・ドラッカーは
大学教授としての顔を見せはじめ、
楽しくてしかたない様子で、
書物の歴史について語るのだった。
「歴史上はじめて小説が活字になったのは、
1600年または1605年で、
そのタイトルは『ドン・キホーテ』である。
これが実現したのは、
活版印刷の発明による。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)
コメント