■事業の定義とは、■~目標と方向を設定すべきもの~

おはようございます。
真っ青な晴天の川崎の朝、シーズン一番の冷え込みを更新しました。

インフルエンザが急激に広がっています。
移されないように気を付けることは大切ですが、
移さないマナーも大事ですね。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


行動に結びつく意思決定には、次の中核となるべき三つの意思決定がある。
「事業の定義」「卓越性の定義」「優先順位の設定」

「事業の定義」
事業の構想が有効であるためにはその事業が成長し変化していけるだけの大きさのものでなければならない。

【CASE】
「わが社の事業はテレビ受像機である。」では小さすぎ、「わが社の事業は娯楽である。」では一般的過ぎる。

構想は実行可能で、具体的な行動に結びつく結論を引き出せるものでなければならず、
このような有効性という要件を満たすことのできない事業の定義はそもそも間違った定義である。

 事業の構想とは、次の三つの問いに対する答えの集約であり、
その回答は「目的を確立し、目標と方向を設定する」ことを導き出す。
 ・わが社の事業は何か。
 ・わが社の事業は何でなければならないか。
 ・わが社の事業は何にならなければならないか。

「事業についての有効な定義をもてないことは危険信号である。

 市場や顧客と無関係に事業を行っていることになる。」

~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第12章 意思決定)


   

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