■知識に関わる卓越性■~直ちに実行可能なもの~
おはようございます。
東日本大震災から1000日を明日迎える。
被災地ではまだ仮設住宅に10万人が住まいを余儀なくされ、
極寒の中での年越しを迎えることとなる。
一方、東電への国からの支援金は5兆円規模、
どこを見ているのか。
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東日本大震災から1000日を明日迎える。
被災地ではまだ仮設住宅に10万人が住まいを余儀なくされ、
極寒の中での年越しを迎えることとなる。
一方、東電への国からの支援金は5兆円規模、
どこを見ているのか。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
卓越性とは、事業にリーダーシップを与える知識、人間能力を指す。
この卓越性を明確に定義することは、自社にとって、重要な活動が何であり、
どうあるべきなのかを決定することとなる。
しかし、その定義が適切であるかどうかを判定できるのは経験だけであるが、
無効な定義としての判断基準はある。
例えば空気力学やリスク分析など、極端に狭い専門分野に絞ると
ニーズや市場の変化に柔軟な対応ができなくなる。
逆に、法律相談から、網戸の補修までのアラカルトでは、
人並み以上の成果は望めない。
”あらゆる方面に優れるということは、あらゆる方面に無能”だということである。
では、有効な定義とは何か?
実行可能であり、直ちに行動できるものでなければならないもの。
ドラッカーは、卓越性の定義は、昇進、採用など人事上の
決定要因の基礎になるものでなければならないとする。
「卓越性の定義は、事業に弾力性や成長と変化の余裕を
もたせることができるように、
大きく、しかも集中が可能なように範囲を
特定するものでなければならない。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第12章 意思決定)
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