■仕事を具体化する■~新しいものに機会を与える~

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おはようございます。
未明の川崎、今朝の寒さは一息、
と思ったが、二日酔いのせいだ。
気温は3度。

今年も余すところ一週間、やり残しにご注意を。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


業績をあげるための三つの能力
その②仕事を具体化する

新事業や、投資や、新製品のための提案は、次の条件を備えていなければならない。

●資源の最適利用を実現する
●正しい機会とニーズに焦点を合わせている
●事業の定義の実現を目指している
●企業の目標に沿ったものである

そのためには、次のことを明確化しておく必要がある。
●何が起こると想定しているか。
●その想定は、企業全体の計画の基礎となっている想定と、いかなる関係にあるか
●それらを実行しなかった場合、何が起こるか
●実行によってもたらされるであろう最悪の事態

さらに、成功した場合には次のことを明確にしておく必要がある。
「もしその新しい事業が成功した場合には、われわれは何にコミットしたことになるか。そのコミットは耐えられるものか」

顧客の声を完全に拾い上げるカスタマーセンターを起ち上げた。
設備は整ったが、そのためのオペレーターは
顧客対応のプロフェッショナルでなければならず、
コール数の増大という成功状況になったときには
そのオペレーターの大幅増員を行わなければ顧客の不満は沈静しない。
それらが果たして実行できるのか。
新しい事業のための提案は、資源の確保を明確にしておかなければならない。

そして、ほぼ三年ごとにあらゆる活動や他事業について、期待と実績を見直し、
活動や事業の継続可否を問わなければならない。

ドラッカーは、新しいものに機会を与えるためには、
成果を期待できない古いものは進んで切り捨てなければならないとする。



「組織の中の人材を創造的たらしめることを望むならば、

 彼らの仕事や職務を古色蒼然とした仕事の維持ではなく、

 将来性のある新しい仕事に結びつけ、

 定型化したものではなく成果をあげるものに結びつけるよう

 事業をマネジメントしていかなければならない。」

~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第14章 業績をあげる)






   

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