■成果への集中■~マネジメントの出番~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
【CASE】リナックス
基本ソフト リナックスの開発に携わった
リーナス・トーバルズにとってのフロントルームは、
基本ソフトの開発と改良案の採否の決定であった。
そして、バックルームがそれら改良の実行だった。
彼はそのバックルームの仕事を世界中のボランティアたちに任せた。
【CASE】東芝
PCの修理期間の短縮のため宅配便会社UPSとのコラボレーションを始めた。
東芝にとってPCを修理し返送するという仕事はバックルームでしかなかった。
本業外の仕事から解放され、より効果的に顧客のニーズに応えることとなった。
コラボレーションの次のステップは、
PLAN⇒DO⇒CHECK⇒ACTION
”マネジメントの出番”である。
「コラボレーションヘの参加者が決まったあとは、
マネジメントの出番である。
ミエリン・リペア財団でもビジネスプランが策定され、
その実行のための方法が定められ、
成果への集中のためのフィードバックシステムが確立された。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
(第4章 コラボレーションが根本から発想を変える)
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