■ビジネスプランの策定■~たんなる知識の増大~

おはようございます。

stap細胞問題で、小保方さんが今日直接コメントする。
不正、悪意、ねつ造との理研の結論に対して、
容認できないとしている。

科学的発見の証明として再現可能性が大きな要因だが、
そのためには手順の明確化が必要だ。
結果に至る経緯が辿れないことの大きな原因に
ノートへの記録が少なすぎるとの指摘がある。
このことについては、、
プランニング、プロセスマネジメントが不足していたのは
間違いないだろう。

しかしstap細胞の存在自体は、
別の観点で十分な検証が必要だ。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

研究者の目的は、知識の増大であるので、
ビジネスプランは必要がない。

しかしミエリン・リペア財団では、
情報、成果、工程表を示すビジネスプランが策定された。
しかもそれは、壮大なプランではなく、
常時更新し、修正し、繰り上げていくべきビジネスプランであり、
研究を前進させ、患者が必要としているものを
一日でも早く提供するプランであった。

このビジネスプランは、具体的な目標、明確な分担、
詳細な工程を示すもので、
さらに柔軟であった。

研究に参加したある研究者は、
「あのビジネスプランを見てしまえば、誰もコラボレーションから抜ける気にはなれないと思う」といった。


「研究者にビジネスプランはない。

その目的とするものが、たんなる知識の増大だからである。」

~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
  (第4章 コラボレーションが根本から発想を変える)










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