■時間を超えたところでの存在■~行き着く先は絶望~

おはようございます。

未明の冷え込みは零下、今期一番です。
暗くてよくわからないですが、
空は快晴の様子、寒い一日になりそうです。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
生命保険は、リスクを分散させる約束であり、
死というものを、人生におけるひとつの出来事と
考えようとする試みの本質を
最も明確に教えてくれるものであった、
とした。


そして、習慣的な手段を使って死後の生命を
操ろうとする試みから心霊主義が生み出されたが、
それでも死がなくなることはありえないため、
死をタブー視し、死を口にするのはマナー違反
というルールを作ったのだと続ける。


そこで、死というものが存在し続けている間、
人間には、現実とかけ離れ、時間を超えたところで
存在していることを示す何かがある、
と考えることとなる。




「死というものから逃れられない限り、

 生命についての楽観的な概念、

 つまり時間を超越した永遠は実現できる、

 そして個人は社会で自己実現ができる

 という考えの行き着く先は、

 たったひとつしかありません。

 それは、絶望です。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989) ~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1940年代)






















































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