■国を神話と呼ぶこと■~実体があると実感する経験~

おはようございます。

未明の川崎、
雲が多いようです。

今日は風が少し納まりますが、
気温は低いようです。

暖かくしてお過ごし下さい。

週中日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
ここまでは「国の神話」について語るための、
講演の枕として話ししてきたが、
初めて国のことを神話だと語った人たちは、
ここで使っている意味での神話を
理解していなかったとする。


彼らは、国を神話と呼び次の様なことを
言っていたと続ける。

「現実に国といったようなものは存在しない、
存在するのは自分の力で生きている個人だけだ。
そもそも、国があるというのはウソであり、
そのウソよりいけないのは
国というものが存在するように取り繕うことだ」



「しかし国は、私が今まで使っている意味においては、

 ”現実”の神話なのです。

 ある集団の一員であるという経験

 ――つまり、集団が本物である、存在している、

 そして確かな実体があると実感する経験――は、

 私たちの誰もが持っている経験です。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1940年代)




















































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