■著作を貫く確固とした信念■~関心を持つのは人の行動~

おはようございます。

未明の高知、冷え込んだ朝、
空は晴てます。

一週間余りの帰郷、今日上京します。

来週からは社会復帰、ひと踏ん張りしましょう。

良い一日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーがイギリスに移住し、
ケンブリッジ大学で、
経済学者ケインズの講義を受けているとき、
頭にこんなことがひらめいた。


「突然気がついた。
私が関心を持っているのは人の行動なのに、
ケインズをはじめ、教室の聡明な学生が
みな関心を持っているのは、
生産物のほうだった」


そして、1939年、ドラッカーは初めての著書
『「経済人」の終わり』を出版し、
自分が別れを告げたヨーロッパ大陸に見られる
ファシズムの台頭に鋭く切り込んだ。


その後、1942年には『産業人の未来』を出版した。



「この著作の中核にあったのは、

 現代企業は、個人に対しては

 尊厳や意義そして社会的な地位を与えながら、

 一方で、その強大な力と権威を

 正当化しなければならない、

 という認識でした。

 これが、それ以降60年間にわたって

 ドラッカーの著作を貫く確固とした

 信念になったのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989) ~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1940年代)






















































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