■目的となる仕事はわずか三つ■~25,26歳の青二才~

おはようございます。

今朝は雲が空を覆っています。
雨の心配はなさそうですが、
いかんせん安定した天気は
期待できない今日この頃、
ゲリラ豪雨にご注意を。

金曜日今日も一日よろしくお願いします。

----------------------

∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
インドにおける
行政官補の仕事ぶりは
非常に優秀で、
それもなんとまだ
25,26歳の青二才が、
教育・訓練も受けずに
立派に仕事をこなしていた、
とする。


そして、イギリス人は、
この教育・訓練の効果を
まったく信じておらず、
事前の教育・訓練がなくても、
彼らが立派に仕事を
こなすことができたのは、
その目的が明確だったからだと続ける。


その目的となる仕事は、
わずか三つにすぎなかった。

ひとつ目は、法と秩序の維持で、
地方行政官は村にやって来るとき、
青二才の行政官補を訪ねる前に、
村人の家々を見て回り、
もし家に鍵がかかっていたら、
その行政官補は即座に
解雇されることとなった。




「つまり、村に盗賊はひとりもいないから

 誰も鍵をかける必要がない

 ――そういった治安を保つことが仕事だったのです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代 情報を基盤にした組織)




































コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~