■一番成功している大きな組織■~インドにおけるイギリス人組織~

おはようございます。

まだ雲が残ってますが、
所々に青空が覗いています。

昨日は帰宅時間のゲリラ豪雨、
今日も、可能性あり。
お気を付け下さい。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
1870年当時に、
「現在、人間の作った大きな組織の中で、
一番成功しているのは何か」
という問いかけをしたら、
その答えはおそらく、
インドにおける
イギリス人の組織だっただろう、
とする。


当時のイギリス人は、
インド亜大陸をすでに
100年支配下に置いていたが、
その数は100人を超えたことがなく、
組織的な階層も一切なかったと続ける。


インドには、イギリス本国から
地方行政官が配置されたが、
彼の最も近くにいる英語が話せる人が、
60マイル離れたジャングルの中にいる
行政官補であるが、
その時代には鉄道はもちろん、
電話もなかった。



「巡回会計検査官つまり巡回監督官を除いて、

 地方行政官と行政官補の間には

 誰もいませんでした。

 行政官補の仕事ぶりは非常に優秀でした。

 それもなんとまだ25,26歳の青二才が、

 教育・訓練も受けずに

 立派に仕事をこなしていたのです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代 情報を基盤にした組織)




































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