■産業労働者層の急速な減少■~あっさりと無視される労働組合~

おはようございます。

穏やかな秋空が広がる朝です。

来週は早10月、消費増税が始まる。
様々な軽減策も実施されるが、
なかなか浸透されていない。

直接税だけに、財布に直結する。
知らなかったではもったいない、
上手に買い物しましょう。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
注目しなければならないことは、
この20世紀に、
突然、工場労働者の数が
爆発的に増加したかと思うと、
いきなり急激に減少するという
激しい変動を私たちが
目の当たりにしてきたことだ、
とする。


そして、1955年ごろ、
マルクスとエンゲルスが注目された時代から
およそ100年後には、
産業労働者層が、どの先進国でも
政治・経済の両面で
支配的な人口層になっていた、
と続ける。


しかし、この層は100年間で
爆発的に拡大しながら、
最近の30年間で急速に減少しており、
アメリカの場合、
この層の労働人口に占める割合は、
30年前には三分の一以上だったものが、
現在では五分の一にまで低下しているとする。





「二五年前なら、選挙のときに

 労働組合が無視されてしまうことなど、

 とても考えられなかったでしょう。

 1988年の大統領選挙では、

 どちらの候補とも、

 労働組合には目もくれませんでした。

 労働組合はあっさりと無視されてしまったのです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代 ■知識の講義I)





































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