■「戦前」は毒気のよう■~大恐慌前が尺度~


おはようございます。

薄曇りの涼しい川崎の朝です。

午前中は小雨、午後からは回復しそうですね。

母の日の日曜、今日も一日健やかにお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
ごく若い頃から、
本能的に「戦前」から
逃れなければならないと
思い続けていた、
とする。


そして、ドラッカーが早くウィーンを
離れるであろうことを
自覚していたのは、
そのためだった、
と続ける。


しかし、ウィーン以外のヨーロッパでも、
「戦前」は毒気のように息をつまらせていた。




「私が「戦前」から逃れられたのは、

 一九三七年にアメリカへ来てからだった。

 もちろんアメリカにも何とか前症候群はあった。

 大恐慌前が一つの基準であり、

 尺度だった。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



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