■リベラルな時代の文化の街■~元々は虚構にすぎなかった。~
おはようございます。
薄曇り、肌寒い川崎の朝です。
昨日は真夏日の気候のところもありましたが、
今日は日射が少ない分涼しいでしょうね。
火曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
「戦前」症候群がヨーロッバの
ビジョンと意思を蝕んだことに対し、
アメリカにおける「大恐慌前」症候群は、
創造力を麻痺させたことはなかった、
とした。
そして、もちろん「戦前」は
手にしようのないものであり、
「戦前」に戻ったものなど何もなく
じゃがいもの生産高さえ戻らなかった、
と続ける。
しかしヘムとゲーニアは違ったが、
ゲーニアのサロンが
日々生きようとしたものも、
元々は虚構にすぎなかった。
「彼らが生まれ育った
ポーランド系ユダヤ人の
小さな町から見えた地上の楽園、
「リベラルな時代の文化の街」
という虚構のウィーン、ベルリン、パリ
にすぎなかった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)
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