■字とは言えない下手さ■~私の学校からは追放~

おはようございます。

薄曇りの川崎の朝です。
いつ雨が降ってきてもおかしくない空模様です。

神保町酔之助が閉店すると
今朝のテレビニュースで知った。

4月初旬に一日売り上げ2900円という日があり、
これが決定的になったようだ。
40年以上経過する古い建物の改築という課題もあったらしいが、
惜しいとしか言いようがない。
神保町に通勤を初めて最大の成果は、
酔之助との出会い、残念無念。

月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


エルザ先生は、
本当は、算数ができるのだから、
四年のうちに勉強を済ませましょうと、
ドラッカーに言った。

これを聞いたドラッカーは、
ずっと算数の成績が悪く、
叱られてばかりいたので、
驚いた。

さらに先生は、成績の悪い理由は、
そそっかしいだけだから、
今年いっぱい練習として、
席の列の友達の答えの研鑽を
全部ドラッカーが行うように指示した。


そして、ドラッカー自身が、
字が下手だということは
知っているようだけど、
実は、下手なんてものじゃなく、
字とは言えないような、
恥ずかしい下手さだ、
と続ける。


「あんな字は、私の学校からは追放します。

 あなたは文章を書くことが好きだけど、

 あの字じゃ誰も読めないのよ。

 どうしてあんな字を書くの。

 もっとましな字を書けるというのに」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)



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