■神様のようなエルザ先生■~罪人が得意とするもの~


おはようございます。

薄曇りの川崎の朝です。

非常事態宣言が解除され街には
多くの人が戻ってきてますね。
社会機能がゆっくりと回転し始めた感じですが、
感染者が増えた地域も見られます。
東京の場合は夜の飲食接待業が多いらしいが、
ウイルスが消えたわけではないので当然と言えば当然のこと。
リンクが追える数が増えているのは大きな進歩で、
自分自身の行動を選択できるオプションが増えます。

木曜日、今日も一日健やかにお過ごしください。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


エルザ先生は、
決して子供中心ではなく、
関心は子供たちの勉強だった。


しかし先生は、
授業の最初の日には、
子供たちの名前を全部覚えており、
さらに一週間のうちには、
それぞれの性格や得意とするものを
理解していた。


そんな先生に、
生徒たちが親しむことはなく、
逆に親しんだりしたら
怒ったかもしれなかったが、
皆は先生を崇拝していた。


ドラッカーは、
その頃から五〇年ほどして、
ウーマンリブが、
神様は女性だと言ったとき、
私は少しも驚かなかった、
とする。



「私はとうの昔に、

 神様はエルザ先生のようであるに違いないと

 思っていた。

 その考えは私にとってまんざらでもなかった。

 少なくともそれは、

 日曜日の牧師さんが教えてくれる神様とは違い、

 罪人が得意とするものに

 関心を持ってくれる神様だった。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)



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