■ムッソリーニは見た。■~坊主が政権を握ったとき~

 おはようございます。


朝から冷たい雨が降る東京地方です。


保育園に通う孫の運動会が今日あるが、

やはりコロナ禍、やはり園児一人に保護者2名までの

入場規制で応援には行けない。

しかし、こういった風景にもあまり驚かなくなったが、

WITHコロナに慣れてきたのか。


”茹でガエル”状態なのか。。。


土曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



トラウン伯爵は、

あの頃の社会主義は希望に満ちていたが、

今の社会主義は、焼きもちに満ちているだけで

イタリアのムッソリーニには、

このことがよくわかっていた、

とする。



そして、戦争が始まる前までは、

彼ほど戦闘的な社会主義者はいなかったが、

1911年の会議では、

戦争になったら革命を起こすと言っていた、

と続ける。



トラウン伯爵は、

ムッソリーニは見てしまい、

すべてを理解してしまったんだ、

とする。






「フランスやイギリスの


 社会主義者は真面目ではある。


 オーストリアで政権を握っている


 坊主たちよりもよほどましだ。


 私も君のお父さんくらいの地位にいたら、


 二年前に坊主たちが政権を握ったときに


 辞表を出していたと思う。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」

(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)

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