■社会主義が新しい社会をつくる■~関心のあったのは平和~

 おはようございます。


朝陽が東の空を染め始めた高知の朝です。


さすがの高知も朝方は寒くなりましたが、

日中は夏日、寒暖差に気を付けましょう。


水曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



二冊の赤いパンフレットを書いた、

トラウン伯爵の長い話は続く。



伯爵は、

当時は皆が、社会主義こそが

新しい社会をつくるものと思っていたとする。

また、マルクスを読んだことのある者は

ほとんどいなかったし、

経済学に関心のある者もほとんどいなかった、

とする。



そして、私たちが関心のあったのは、

平和であり、

伯爵たちよりも上の父親の世代は、

戦争が起こるとは思っていなかった。






「もし起こっても、


 一九世紀の戦争のように三か月で終わり、


 ヨーロッパそのものには


 何の影響も与えることのない


 ピクニック並みのものと思っていた。


 でも、私たちにはわかっていた」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」

(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)

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