■知的不毛の真因■~無垢の魂アントニオ・グラム~
おはようございます。
青空が広がる川崎の朝です。
まぶしい日が射し始めていますが、
朝は随分と冷えました。
やっと秋らしい天候が続きそうですね。
日曜日、良い休日をお楽しみください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
アメリカにおける
マイケル・ハリントンに
代表されるような、
社会主義の夢から
覚めることのできない人たちは、
社会主義の現状を
信条からの逸脱と嘆き、
初心に帰るべきことを
繰り返し訴えている、
とした。
しかし、その訴えは今やあまりに空しく、
1914年以降の社会主義の
知的な不毛の真因がここにある、
と続ける。
ドラッカーは、
あのとき以前は、
ヨーロッパでも抜きん出た頭脳が、
社会主義の約束と問題に取り組んでいたが、
1914年以降は、
ヨーロッパの一流の頭脳のうち、
社会主義と取り組んだ者は一人しかいない、
とする。
「ムッソリーニによって投獄され、
現実から遠ざけられていたために
無垢の魂を保持しえた
アントニオ・グラムシしかいない。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)
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