■失われた世代と希望の話■~満身創痍のまま~
おはようございます。
今朝も曇り空、寒さ一息の川崎の朝です。
日中は30度近くまで気温上昇、
薄手の上着で良さそうです。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーが手にした
二冊の赤いパンフレットは、
トラウン伯爵が書いたものであった。
そして、伯爵は”この話、聞きたいかね”と、
話始めたが、それは、長い話で、
その日の午後いっぱいかかった。
伯爵の話は、
満身創痍のまま埋もれていた
人の心のうちが、
一挙に噴き出したかのように
止まらなくなってしまった。
「誰に話をしているのか、
あるいは話をしていること自体さえ、
意識していなかったのではないかと思う。
それは、単なる一身上の思い出話ではなかった。
失われた世代と、失われた希望の話だった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)
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