■ コミュニケーション 受け手の求めるもの ■ ∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬
被災6日目が始まりました。
近々緊急には、捜索活動、被災者の救命活動、物資支援活動、ライフライン復旧活動が
必要ですが、並行して、組織・体制の再構築計画と被災者のメンタルケアが必要ですね。
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それにしても、コミュニケーションがうまく行っていないですね。
言うまでもなくコミュニケーションの成否は伝える側に責任があります。
ドラッカーはコミュニケーションについて次のとおり教える。
~コミュニケーションは、受け手に何かを要求する。
受け手が何かになること、何かをすること、何かを信じることを要求する。
何かをしたいという受け手の気持ちに訴える。
コミュニケーションは、受け手の価値観、欲求、目的に合致するとき強力となる。
合致しないとき、まったく受けつけられないか、抵抗される。
東電と国民、被災地と政府、様々な面で、コミュニケーションが成り立っていないです。
発信側は、受け手が今最優先でどんな情報を求めているのか、なにを伝えれば
受けてのニーズに合うのか、そしてどのように振る舞うことを求めているのか等を
十分理解した上で情報発信する必要がありますね。
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