■福島原発 大工の言葉を使え■ ∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬
大地震発生3日目を迎えその被害の大きさが、冷酷にも明らかになってきています。
子供さん、お年寄り、病気の方々も多く避難地に残され寒さ、ひもじさに震えています。
力の無い方々に早く救助の手を。
一方で福島原発で大変な問題が起こっています。
マスコミで、政府、原子保安院の会見が度々報道されますが、専門用語が多すぎることが気になります。
マスコミ記者と、会見側ではレベルが合っているかもしれないですが、見ている国民には非常に分かりずらい言葉が多く理解、実感ができないです。
国民は何を期待して会見をみているか、何を知りたいのかをきちっと捉えて、”受け手の言葉”で説明する必要があります。
マスコミ側の質問、会見側の回答双方ともコミュニケーションになっていないです。
昨日のドラッカーの言葉を再掲します。
~ソクラテスは「大工と話すときは、大工の言葉を使え」と説いた。
コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。
受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。
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