■要求されるのは成果だけ■~人を改造するためのものではない。~
マネジメント開発にあらざるもの、3点。
◆セミナーに参加することではない。
◆人事計画やエリート探しではない。
◆人を改造するためのものではない。
3点目
◆人を改造するためのものではない。
マネジメント開発の目的の一つは、本人の強みを発揮させ、
それぞれのやり方によって活動し、さらにその結果として、
成果をあげさせるためのものである。
ドラッカーは、組織とそこに働く人との雇用関係に触れ、
”雇用関係は特定の成果を要求する契約”にすぎないとする。
組織は、雇用関係を理由にして、働く人に忠誠、愛情、
行動様式などを要求してはいけない。
要求することは、マネジメントとして成果を上げることだけである。
「マネジメント開発は、人の性格を変え、
人を改造するためのものではない。
成果をあげさせるためのものである。
強みを存分に発揮させるためのもの、
人の考えではなく、自分のやり方によって
存分に活動できるようにするためのものである。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(第5章 マネジャー 23 マネジメント開発)
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