■不合理を合理的に見る■~高いツケを払わされることになる。~
おはようございます。
生憎の雨模様の川崎の朝です。
ところによって雷雨の恐れもあるとのこと、お気を付け下さいね。
今日は高知県“関東海援隊”のボランティアがあります、頑張って楽しもう。
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生憎の雨模様の川崎の朝です。
ところによって雷雨の恐れもあるとのこと、お気を付け下さいね。
今日は高知県“関東海援隊”のボランティアがあります、頑張って楽しもう。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
予期せぬものを知るための九つの問い
その⑨顧客の現実
顧客は自らの現実に基づいて、不合理に見えるものを合理的なものとして見る。
このことこそ、企業が市場に焦点を合わせた行動をとるためのマーケティング分析であり、
単なるリサーチを超えたアプローチである。
この分析はまづ、第一に事業全体を見る。
そして次に、顧客の購入、満足、価値、購買、消費、合理性を見ようとするものである。
【CASE】医薬品産業の例
医師の合理性:薬学や生化学が医師の能力を超えているので、ブランドに依存することは合理的
また、薬代は医療保険があるため、医師が気にしないことも合理的
患者の合理性:医師が調剤したものを気にせずに受け入れることは合理的
医薬品メーカー:前者の合理性を利用して自己の利益を高くしている。
医薬品メーカーは、このような顧客の現実を理解した上で、最終消費者の利益を図ることが責務である。
「不合理に見えるものを
合理的なものとしている顧客の現実を見ることこそ、
事業を市場や顧客の観点から見るための
有効なアプローチである。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第6章 顧客が事業である)
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