■機会の最大化■~真のシステム・デザイナー~
おはようございます。
暗い川崎の朝、台風の行方が気になります。
週末にかけて、十分気をつけましょう。
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暗い川崎の朝、台風の行方が気になります。
週末にかけて、十分気をつけましょう。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
「今日の事業の業績をあげる。」
ための三つのアプローチがある。
その2、最大の経済的効果をもたらす機会は何かを考えることから始まる。
この、機会の最大化のアプローチの最も良い例は、電機産業をつくり出し、
今日の電気社会を生み出した二人の人間、ジーメンスとエジソンに見ることができる。
ジーメンスは発電機を発明して電機産業を起こし、
エジソンは電球を発明して電力産業と電灯産業を起こした。
決して、発電機を発明したから電車ができたのでも、
電球をつくったから電力産業や電灯産業ができあがったのでもない。
この両者が他の発明家と異なり卓越した点は、
「機会を最大化するために何が必要か」に焦点を合わせたからだ。
機会と感じる何かを発見したときには、「そのチャンスを最大限に活用するために何が必要か」を熟考し、
そのための5W1Hを計画し実行に移す。
これが事業戦略であり、アクションプランなのでしょう。
「ジーメンスは、発電機を発明した結果として電車を開発したわけではない。
彼は、市内交通としての電車という産業を構想し、
そのための動力源として発電機を開発した。
同じようにエジソンも実用電球を発明した結果、
発電所や変電所や配電システムを完成したのではない。
総合的な電力供給という産業を構想し、そこに欠落していた電球を開発した。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第9章 強みを基礎とする)
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