■知識に対する報酬■~効果的に使われているか~
おはようございます。
快晴の川崎の朝、今朝は空気が締まっています。
行楽日和になりそうです。
----------------------
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、知識分析においても、マーケティング分析同様に
診断のための問いが必要であるとする。
その②「わが社は貢献している知識に対して報酬を受けているか」
さらに、自らの知識がいかに効果的に使われているかについての問いが必要となる。
例えば、Excelというソフトウェアがある。
マイクロソフト社は、このスプレッドシートの販売代金を得ることにより利益を得ている。
しかし、同社は、自社の卓越性がこのソフトウェアのプログラム開発にあるのではなく、
このソフトウェアが、事務処理を簡易に効率化し、
ビジネスをより有効にするというビジネスプロセスの改善にあることを知っているのだ。
製品製造以外の知識をもちいて、製品購入後のプロセスを
アドバイスすることによる付加価値を生みだしているのだ。
「わが社は貢献している知識に対して報酬を受けているか」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第7章 知識が事業である)
コメント