■廃棄すべき領域■~脂肪と筋肉を、多忙と成果を混同する。~
おはようございます。
雲がところどころに浮かぶ川崎の朝です。
なかなか秋晴れが続かないですね。
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雲がところどころに浮かぶ川崎の朝です。
なかなか秋晴れが続かないですね。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、廃棄すべき領域も次のとおりきわめて明らかであるとする。
・独善的製品と非生産的特殊製品
・不必要な補助的コストと浪費的コスト
これらは、何にも成果を生み出していない。
・昨日の主力製品
昨日の主力製品は、まだ利益を生んでいたとしても、
まもなく明日の主力製品に対する障害となるので、
廃棄したくないうちであっても廃棄しなければならない。
活動に要するコストが、その活動が生み出す利益の50%を超えれば、
その活動は廃棄を考えるべき。
また、コストの増加がないというだけではだめで、成果を上げていなければならない。
今ある事業や製品を廃棄することに対しては、当然の如く強い反対が出てくる。
そこで出る議論は、もっとコストをかけて成長させなければならないという主張である。
しかし、成長とは、市場において顧客に受け入れられた結果得られるものである。
資源を有効に使用した結果であり、リスクを賄うために必要な利益をあげた結果なのである。
適切なことに専念した結果なのだ。
人間も外形がでかければ良いというものではない。肥満は不健康である。
脂肪と筋肉が異なると同じように、忙しくしていれば仕事の成果をあげられるというものではない。
「成果を生まない活動は財産を食いつぶす。
単なる負担である。肥満が人にとって負担であるのと同じである。
成長する経済のもとにあって、常にマネジメントは成長志向でなければならない。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第9章 強みを基礎とする)
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