■日本がモデルとなるか■~コミュニティの絆が不可欠~

おはようございます。

久々に青空の広がる川崎の朝。

統一地方選、前半戦の投票日
しっかり責任果たしてきまっせ。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、この問題に関して、
日本がもっとも困難な試練に
直面しているとする。

日本の、歴史上類のない
社会の成功の裏には終身雇用制がある。
終身雇用制のもとでは、
働く人は組織を変えないということが前提とされ、
その中で働く人は、
あくまでもマネジメントされる存在だった。

ドラッカーは、この終身雇用制は、
社会的な安定、コミュニティ、
調和を維持することを実現した。
その上で、知識労働と知識労働者に必要な
移動の自由を実現することが必要だとする。
そして、このことは、
日本の社会とその調和のためだけではなく、
その解決が他の国のモデルとなるからだとする。

なぜならば、どのような国でも、
社会が真に機能するためには、
コミュニティの絆が不可欠だからである。


 
「あらゆる先進国が、

 今日の姿とは違うものになる。

 自らをマネジメントすることができ、

 マネジメントしなければならないという知識労働者の登場は、

 あらゆる国の社会を変えざるをえない。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part5 自己実現への挑戦  1章 人生をマネジメントする)



































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