■すべての専門知識が真理にいたる。■~知識を預かっている者~

おはようございます。

明るい陽射しの川崎の朝です。
国会で、社民党福島さんが国会質問で
”戦争法案”との言葉を使ったことに対して、
安倍さんが悪意のレッテル貼りだと反論し、
発言の削除を求めた。

躍起になってモグラをたたいている。
ラベルの問題ではなく、中身の問題だろう。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、専門知識について先端的にいる者は、
自らの知識を理解させる責任を負うとともに、
そのための大変な作業を
進んで引き受けなければならないとした。

カール・マルクスが『資本論』第一巻で、
資本主義を社会秩序の一つと認識したとき、
すでに資本主義は、その一世紀前から
支配的存在になっていた。
しかし資本主義という言葉が生まれたのは、
マルクスの没後30年のことだった。

なので今、『知識論』を書こうとすることは、
時期尚早である。
できることは、今は資本主義社会から
転換しつつあるものとして描くことである。

しかしドラッカーは、
今から100年後には、『知識論』は書かれるに違いないとする。


「すべての専門知識が真理にいたる。

 しかし、専門知識を真理すなわち

 一般知識への行路とすることは、

 専門知識を有する人たちの責任である。

 彼らは知識を預かっている。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part5 自己実現への挑戦  2章’教育ある人間″が社会をつくる)
















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