■ビジョン、視野、情報における世界市民■~西洋を基盤とせざるをえない。~

おはようございます。

雲の多い川崎の朝。
今日は、不安定な天気で、
ところにより、雷雨もあるとのこと。
お気を付けください。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、教育ある人間は
偉大な遺産を理解することが
不可欠だととした。

そして、”とはいえ”と続ける。
教育ある人間が、現在を理解するためには、
西洋の伝統を中核に据えざるをえない。

未来の物質文明と知識は現在ある西洋を
基盤とせざるをえない。
科学、道具、技術、生産、経済、
通貨、金融、銀行などである。
これらは、西洋の思想や伝統を理解し、
受け入れなければ機能しない。

明日の教育ある人間は、
グローバルな世界に生きる。
そのグローバルな世界は、
西洋化された世界である。

教育ある人間は、ビジョン、視野、
情報において世界市民である。

しかし同時に、自らの地域社会から
栄養を吸い取るとともに、
逆に、その地域文化に
栄養を与える存在である。




 
「未来は脱西洋かもしれない。

 反西洋かもしれない。

 だが非西洋ではない。

 未来の物質文明と知識は

 西洋を基盤とせざるをえない。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part5 自己実現への挑戦  2章’教育ある人間″が社会をつくる)















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