■専門知識を一般知識とする■~知的な傲慢となる。~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
さわやかな青空が広がってます。

昨日はまだ雨が残ってましたね。
今日からはしばらく好天が続きそうです。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー


ドラッカーは、
多様な知識に精通する必要はないが、
これらについて
理解しなければならないとした。

そして、この理解がなければ
知的な傲慢となり、
生産的な存在ではなくなるとする。

その理由は、今、重要で新しい洞察の多くは、
まったく別の専門分野や専門知識から
生まれているからである。

経済学や気象学は、
カオス理論によって変わり、
地質学は物理学によって変わる。

また、考古学は遺伝学により変わり、
さらに歴史学は心理学、統計学
によって変わる。
そして、アメリカのブキャナンは、
経済理論を政治プロセスに適用し、
1986年のノーペル経済学賞を受賞した。

しかし、専門知識を一般知識とするには、
専門知識を所有する専門家自らが、
自らの知識領域を
理解しやすいものにする責任を
果たさなければならない。



「これらについての理解がなければ、

 自らの専門知識が不毛となる。

 専門知識でさえなくなる。

 知的な傲慢とはなっても、

 生産的な存在ではなくなる。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part5 自己実現への挑戦  2章"教育ある人間″が社会をつくる)
















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